日本古来よりお祝い事には欠かせないお餅。お供え餅は、神様があらゆるところに宿っていると信じられていることから、神棚や床の間のみならず台所をはじめとして、各お部屋や道具類など色々なところに供えられ、神々への感謝と一年の無事を願ってきました。
お供え餅の丸い形は、神事に使われた青銅の鏡をかたどったものだといわれます。
鏡餅の丸い形は家庭円満を表し、重ねた姿には1年をめでたく重ねるという意味ももっています。
お供え餅(鏡餅)は神様と人を仲介する存在として、1年間の幸せを願う「晴れの日」に神前に捧げます。その捧げたお餅を皆で分け合って食べることで、神様からの祝福を受けようという日本古来からの信仰の名残りが今に続いています。鏡餅は神様にお供えした後にいただくお餅。「お供え餅」という名称が使われることになったのはこの部分に由来しています。
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